【磐田,浜松,袋井】パソコンサポートと出張修理 はてな版

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Canon LBP6600のIPアドレスが停電で変わってしまい印刷不可に・・・

ここ静岡県磐田市は県の西部にある地域で、Yahoo!ニュースにもなってましたが、先日の台風で何日間もの停電を引き起こしたことでも話題になっていました。

 

停電や復電のあとにはパソコン関連のトラブルが出やすいのですが、その中の1つに磐田市の定期保守先の会社のプリンタ(Canon LBP6600)が印刷できなくなった、というトラブルがありました。

キヤノン:Satera レーザービームプリンター | LBP6600 概要

 

他の会社ではメインで動作しているコアスイッチのボード故障があったり、この会社ではインターネットが接続できなくなるトラブルやファイルサーバ(NAS)の日付が2000.1.1になるトラブルが発生。ネットワークやNASは復旧しましたが、Canon LBP6600は使えないまま・・・

 

さっそく出張サポートに行って状況チェックを行いました。結果的には、停電によりCanon LBP6600のIPアドレスが変わっており、それで接続ができないという原因でした。IPアドレスは固定ではなかったわけです。

 

こちらのIPアドレス(末尾が14)は停電後のもの、停電前は末尾が21でした。固定IPアドレスにしておく方が良さそうですね。プリンタの画面上から確認できます。

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ドライバはすでにインストール済みなので、新しくポートを作成してあげます。そのポートを使って接続はOK、印刷やスキャナが無事にできるようになります。
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元のIPアドレスを控えていたので、新しいIPアドレスを見たときに「あれっ?」と気がつき、そこで原因が分かり対応することができました。

 

このCanon LBP6600は1台のパソコン(3次元CAD)でのみ使っており、他に接続されている複合機があるので、大きな影響はありませんでしたが、使えないと困るのも事実。無事に出張サポートが終了して良かったです!

HPプリンタB110aが突然のエラー・・・ユニットを外して端子部の掃除で復活!

我が家で使っているプリンタ HP Photosmart Wireless B110aですが、無線LAN対応で非常に便利&格安で購入した割には5年ほど頑張ってくれている頼もしいプリンタです。

日本HP インクジェットプリンター HP Photosmart Wireless B110a

 

あまり普段は印刷することはないのですが、それでも時々印刷する機会はありますので、ほそぼそと使っています。が、そんなプリンタも突然下記のようなエラーを吐き出して使えなくなってしまいます。 

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インクカートリッジの問題

上のインクカートリッジが未装着か、または損傷しています。詳細はステータス画面をご覧ください。

 

インクカートリッジはHP純正は高すぎるので、セコいですが互換インクを格安で購入して使っています。メーカーサポートから外れるのはもちろん承知しています。

 

互換インクの残量がないのかな?と思い、ストックしておいたインクと交換してみますが、それでもエラー画面は変わりません。インクは確かに残量がなかったですが。

 

OKボタンも何もなく、ここから先に進めることができません。作業しようにもどうにもならない状況です。

 

IPアドレスをブラウザ上で叩いて、プリンタの管理画面に入れば何か作業が進むかも?」と思って管理画面にログインしてみても、エラーの詳細が出ているだけで、対処方法はありません。長いこと使って十分に元は取ったから、プリンタ買い替えも頭をよぎります。でも、本音はまだ使いたいですね。

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インクカートリッジの接触部分(端子)が汚れているかも?と思い、少しきれいにしてみます。ティッシュや綿棒でささっと拭いてみます。
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カラーの3色は使っておらず、ただ差し込んでいるだけ。使っているのは黒色のみです。この黒色のインクカートリッジを外して、はめ込み部の端子を綿棒で掃除してみましたがダメでした。効果なし・・・(T_T)

 

それならばと、右側のレバー(ちょっと見えにくいですが)をガチャっと外してユニットを取り外し、その端子部を綿棒で掃除すると・・・なんと復活しました!

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手は汚れるし、インクは取れないし、周りにインクが垂れてしまうしででトホホな状況ですが、復活したからまあ良しとします。作業中はインク汚れに必死で写真は撮れませんでした。スマホにインクが付くのも辛いですしね。

 

インクが服に着くと取れなくて困るし夢中になって作業していましたが、プリンタの寿命が少し伸びてラッキーです。さあ、これでいつまで持ってくれるのでしょうか?緊急時には近所のコンビニで印刷するという便利な技もありますし、いけるところまでいってみます( ・∇・)

岩手県からGATEWAY デスクトップ SX2185-F12D(SX2185_W)のパソコン修理

先日こちらの記事にも書きましたが、岩手県からGATEWAY デスクトップ SX2185-F12D(SX2185_W)のパソコン修理のご依頼がありました。ありがとうございます!

most.hamazo.tv

 

普段は近隣の方(磐田・浜松・袋井)からの依頼が多いのですが、こうした遠方からの問い合わせもありますね。今回の岩手県は冬のスキー旅行でよく行く大好きな街の1つです。

 

GATEWAY SX2185-F12DはWindows 8のパソコンですが、ハードディスク故障&不具合のメッセージがWindows 8から出されています。

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ハードディスクの問題が検出されました
データの損失を防ぐためにディスク上のファイルを直ちにバックアップしてから、コンピューターの製造元に連絡して、ディスクの修理または交換が必要かどうかを確認してください。

 

こうしたハードディスク故障の疑いのあるときには、まずデータのバックアップを最優先で行い(突然故障することもあるので)、その後にハードディスク交換を行うのが定石です。ハードディスク交換の際にはシステムイメージを使っても良し、この際なのでWindowsの入れ直しを行っても良し、ケースバイケースでいきましょう。

 

SX2185-F12Dの内部を分解してハードディスクを取り出します。分解は特に難しいところはありません。
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デスクトップなのでハードディスクは3.5インチのSATAを使用しています。
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今回のパソコンではSeagate製を使っていました。どこのハードディスクを使っているかは、パソコン購入時に指定できないので、こうして初めて判明します。ソフトやBIOSからもメーカー判明は可能です。
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新しく購入したハードディスクは、客先指定の東芝製です。容量も同じ500GBで、業務使用なら500GBで十分でしょう・(業務にもよりますが)
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今回はデータのバックアップを済ませているので、Windows 8の再インストールを行います。3年もパソコンを使っていれば、Windows環境も汚れてきて動作が遅くなったりしてきます。今回はWindowsを入れ直すのもいい時期かと思います。
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Windowsの標準機能から初期状態に戻していきます。これが不可ならWindows 8のイメージをダウンロードしてUSBメモリ等に保管、そのUSBメモリ等からWindows 8の再インストール(クリーンインストール)も可能です。
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問題なくWindows 8のセットアップが進みます。
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かなり内容をはしょってますが・・・Windows 8の再インストールは完了です。
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ハードディスクを新しく交換して、Windows 8を入れ直して、購入時のきれいな快適な状態に戻りました。Windowsも汚れていないので、これでサクサクとした動作が復活します。Windowsも人間と同じで、長いこと使っているとメタボになってきますからね・・・たまにはメンテナンスをしてあげましょう。

 

ということで、今回は岩手県からのパソコン修理のご依頼でした。どうもありがとうございました( ・∇・)

 

「Windowsセキュリティシステムが破損しています」に惑わされないでください。

先日出張サポートでお伺いした磐田市のお客様の件ですが、パソコンを使っているときに突然下記のようなポップアップ画面が出るようになったとのこと。

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Webページからのメッセージ

あなたは、Windowsドライバを更新していません。

あなたのファイルが完全に削除される前にそうしてください。

我々はドライバを更新するまで、あなたがこのページを離れないことを強くお勧めします。

 

文章を入力していて何か変な日本語だと改めて気が付きますが(笑)、こうした怪しい日本語というのも判断材料になるのではないでしょうか?

 

OKを押すと、下記の画面に進んでいきます。
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システム警告

Windowsセキュリティシステムが破損しています

WindowsWindows 7

ご注意:Windowsセキュリティによってシステムが壊れていることが検出されました。ファイルは:0秒で削除されます。

必須:下の[更新]ボタンをクリックして、最新のソフトをインストールしてスキャンし、ファイルが保護されていることを確認してください

 

それらしい文面の記載で使っている人の不安を煽るような内容ですね。

 

どのようなサイトに行ったときに、またはどんなインターネットの使い方をしたときにこのような画面が出るのか不明ですが、出張サポートにお伺いしたときには再現されませんでした。ブラウザの履歴からたどっても再現はされません。お伺いしたときに再現されないのはよくあるパターンです。

 

取り急ぎ、上記のようなポップアップ画面が出ても無視して、決して電話したりURLをクリックしたりソフトのインストールをしたりすることのないようお伝えしておきました。勝手に広告を表示するアドウェアの可能性もありますね。

 

パソコン内をチェックすると、下記のようなSmart PC Care(Driver Updater)のソフトがインストールされていました。こういったソフトも無視して構いません。
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無料ソフトにくっついてきたり、どこからかインストールされてしまうようですが(個人的には経験がありませんが)、削除できれば削除しておきましょう。コントロールパネルから、またはスタート画面から削除できれば簡単です。

 

その方法で削除できないときには少し厄介かもしれません。そのソフトによって都度対応となってきます。

 

みなさんもこういったソフトやポップアップ画面に惑わされることのないよう気をつけましょう。セキュリティソフトを有料で購入してインストール&Windows Updateで最新の状態に保つのは必須ですよ( ・∇・)

 

DELL Vostro 15 3568のWindows 10にログインできない!Windows Updateで「1803」適用の失敗か?

先日、いつもお世話になっている静岡県袋井市のお客様から、パソコン修理のご依頼がありました。ご依頼ありがとうございます!

 

パソコン修理の内容は、機械的な修理ではなくソフトの不具合で、Windowsが起動しない・ログインできないというものです。最近まで通常通りログインできていたものの、ある日から突然ログインができない状況になり、デスクトップ画面までたどり着かなくなっています。

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上記の画面から一向に進展がなく、ログインするためのパスワード入力も不可、Windows Updateの失敗の可能性も考えられます。聞くところによると、マイクロソフトオフィス(以下MSオフィス)も無くなってしまったとのこと。一体どういうことでしょうか・・・

 

パソコンは弊社で納品させていただいたDELL製のVostro 15 3000(3568)シリーズです。お客様の息子さんが学校用に使用するために購入しました。

Vostro 15 3000ノートパソコン | Dell 日本

 

システムの復元から復元ポイントがラッキーなことに残っていたので、その復元ポイントを使いWindows 10の状態の良かったときに復元していきます。写真を撮り忘れましたが、無事に復元は完了して、Windowsが起動するようになりました。

 

Windows 10の更新に失敗したのか、Windows Updateの画面でエラーコード「0x80070013」が出ています。

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「0x80070013」を調べてみると、KB2267602とKB4056892が絡んでいるのでしょうか?日本語のサイトではこれといった解決策のサイトはありませんでしたが、一応下記を貼っておきます。 

answers.microsoft.com

 

現在の調子の良い状態で復元ポイントを作成しておきます。これで後ほど行う「April 2018 Update(1803)」で失敗したときでも安心さが増します。ちなみに、この時点でのバージョンは1709です。
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Windows Update経由では失敗も多いため、手動で1803へアップデートを行っていきます。方法は下記が参考になります。

www.atmarkit.co.jp


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Windows 10更新アシスタントを使って作業を進めます。
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iPhoneiOSのアップデートもそうですが、こうしたOSのバージョンアップやアップデートは時間に余裕を持って行いましょう。OSはいちばん元になる基本ソフトなので、ここが故障すると機器が動かなくなります。
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無事に1803(April 2018 Update)が適用されました。Windows 10の設定画面からこのバージョン確認は可能です。
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こうしてWindows 10が最新の状態になり、動作も元通りとなりました。

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マイクロソフトオフィス2016が確かに消えて無くなっているので、再インストールを行います。誤って削除してしまったのでしょうか・・・プロダクトキーはありますので、再インストールも特に問題はなし。

 

最後に、1803適用とマイクロソフトオフィス2016のインストールを行った時点での復元ポイントを念のため作成しておきます。これにてパソコン修理は完了です。

 

ということで、今回は静岡県袋井市からのパソコン修理のご依頼でした。これからも大切に使ってあげてください。ありがとうございました( ・∇・)