インターネットで利用できるサービスが多くなるにつれて、そのサービスで必ず使用するIDとパスワード。増える一方で管理に困っている人も多いハズ。もちろん僕もその1人で、IDとパスワードは今まではシンプルにノートを1冊作って、そこに手書きで記入、そのノートは厳重に保管といった形で行っていました。
手書きのノート式でも勿論いいのですが、しょっちゅうログインする必要のあるサービスの度にノートを引っ張り出すのも、これはこれでなかなか大変です。IDとパスワードを頭の中で記憶できていればいいのですが、何百と数が増えてきてはそれも不可能。使い回しはもってのほかですしね・・・
以前にこちらの記事でも書いていますが、パスワードの決め方は自分なりにある規則に基づいて統一しています。
ID&パスワードも憶えきれない、ノートを毎回出すのも大変となると、次の手としてはパソコンに書き留めておくという方法です。パスワード管理サービスを利用するという手もありますが、個人的にはあまり好きではないので、自分のパソコンではなく、使用しているG SuiteのGoogleドライブ内に保管する方法を試してみています。
無料のGoogleドライブだとセキュリティ的に少し不安ですが、有料のG Suiteを利用していればまだセキュリティ的にも向上していますし、その中にIDとパスワードを記載したファイル(Googleドキュメントを使用)を保存しておきます。
保存するときもファイルにパスワードをかけたり暗号化するという方法もあり、どこまでもセキュリティを高めることはできますが、その分手間はかかります。今は万が一流出しても被害の少ないサービスのIDとパスワードをテスト的に保存しています。
基本は頭のなかに叩き込んでいますが、どうしても思い出せない時にはそのファイルを参照して使用、という感じ。IDとパスワードを記載するときもそのまま記入するのでは危ないので、ダミー文字を混ぜて、万が一そのファイル内を第三者が見たとしても分からないようにしています。
具体的にいうと、本当のパスワードが「Password」だとすると、記載するのが「73gt3vPass7363word65jhd7G4」といった具合に、自分では「Password」と分かるものの、他人には判別できないといった感じにダミー文字を混ぜておくのです。
G Suite内にファイルを保存しておけば、一般的なハッカーや侵入者には歯が立たないだろうし、以前にGoogleの本社でG Suite(当時はGoogle Apps)のセミナーに行った際にも、Google社員も全く同じようにG Suiteを利用しており、大切なファイルもクラウド上に保存している、それはラリー・ペイジ(Google創業者)も同じだ、この方法が最も安全であると我々も確信している、と言っていたほど。その言葉を信じましょう!というわけ。
IDとパスワード管理の方法については正解がないし、各自で意見も分かれるところなので、自分の環境にあった無理のない方法を取り入れると良いかと思います。個人的には自分のパソコン内に保管(エクセルやメモ帳など)するよりも、セキュリティ的に安全なクラウド(無料サービスは除く)に保管しておく方が安全かな?と感じています( ・∇・)