先日、いつもお世話になっている静岡県袋井市のお客様から、パソコン修理のご依頼がありました。ご依頼ありがとうございます!
パソコン修理の内容は、機械的な修理ではなくソフトの不具合で、Windowsが起動しない・ログインできないというものです。最近まで通常通りログインできていたものの、ある日から突然ログインができない状況になり、デスクトップ画面までたどり着かなくなっています。
上記の画面から一向に進展がなく、ログインするためのパスワード入力も不可、Windows Updateの失敗の可能性も考えられます。聞くところによると、マイクロソフトオフィス(以下MSオフィス)も無くなってしまったとのこと。一体どういうことでしょうか・・・
パソコンは弊社で納品させていただいたDELL製のVostro 15 3000(3568)シリーズです。お客様の息子さんが学校用に使用するために購入しました。
Vostro 15 3000ノートパソコン | Dell 日本
システムの復元から復元ポイントがラッキーなことに残っていたので、その復元ポイントを使いWindows 10の状態の良かったときに復元していきます。写真を撮り忘れましたが、無事に復元は完了して、Windowsが起動するようになりました。
Windows 10の更新に失敗したのか、Windows Updateの画面でエラーコード「0x80070013」が出ています。
「0x80070013」を調べてみると、KB2267602とKB4056892が絡んでいるのでしょうか?日本語のサイトではこれといった解決策のサイトはありませんでしたが、一応下記を貼っておきます。
現在の調子の良い状態で復元ポイントを作成しておきます。これで後ほど行う「April 2018 Update(1803)」で失敗したときでも安心さが増します。ちなみに、この時点でのバージョンは1709です。
Windows Update経由では失敗も多いため、手動で1803へアップデートを行っていきます。方法は下記が参考になります。
Windows 10更新アシスタントを使って作業を進めます。
iPhoneのiOSのアップデートもそうですが、こうしたOSのバージョンアップやアップデートは時間に余裕を持って行いましょう。OSはいちばん元になる基本ソフトなので、ここが故障すると機器が動かなくなります。
無事に1803(April 2018 Update)が適用されました。Windows 10の設定画面からこのバージョン確認は可能です。
こうしてWindows 10が最新の状態になり、動作も元通りとなりました。
マイクロソフトオフィス2016が確かに消えて無くなっているので、再インストールを行います。誤って削除してしまったのでしょうか・・・プロダクトキーはありますので、再インストールも特に問題はなし。
最後に、1803適用とマイクロソフトオフィス2016のインストールを行った時点での復元ポイントを念のため作成しておきます。これにてパソコン修理は完了です。
ということで、今回は静岡県袋井市からのパソコン修理のご依頼でした。これからも大切に使ってあげてください。ありがとうございました( ・∇・)