先日、磐田市のお客様よりパソコン修理のご依頼がありました。はじめてのご依頼ありがとうございます!パソコン修理の内容は、動作が極端に遅い&フリーズが多発するとのことで、購入して3年経っていないパソコンですが、ハード・ソフトの両方の原因が考えられます。
パソコンの型番は、東芝製ノート型のdynabook Satellite B35/R(PB35READ4R7JD71)でWindows 8.1Pro x64です。Windows 8.1なので、まだ公式サポートも残っていますし、修理して使用するのが良いでしょう。
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電源ボタンを押してすぐにF2キーを叩きBIOS画面を出します。その中にDiagnostics(機器診断)ツールがありますので、まずはハードのチェックからしていきましょう。(といってもハードディスクとメモリの診断のみ)
パソコンの動作が極端に遅い&フリーズが多発するときに多いのが、ハードディスク故障です。今回はこのハードディスク故障が原因でした。
メモリの機器診断もしましたが、こちらは問題なし。ハードディスクもいちばん壊れやすい機器ですからね、仕方がない面はあります。
パソコンの裏カバーを分解してハードディスクを取り出していきます。
このdynabook B35/Rは止めているビスが20本以上もあり、ビスの種類も3種類あるという、「素人は開けちゃダメよ!」という徹底ぶり。基本的には東芝サポートに依頼してください!ということですね・・・
こちらが元のハードディスク。同じ東芝製の500GBでした。東芝製のパソコンだから、当然東芝製のハードディスクを使っているわけですね。これでWestern DigitalやSeagateのハードディスクが使われていることはあるのかな?
ハードディスクを接続しているのが、この平べったいフレキシブル(フレキ)ケーブル。誤ってポキッ!といかないように注意が必要です。
新しいハードディスクも同じ東芝製の500GBに合わせました。型番まで同じMQ01ABF050です。
ハードディスクを新しく交換してからは、Windows 8.1のリカバリ(再インストール)を進めていきます。パソコン購入時にリカバリディスクが付属していたので、このリカバリディスクを使えばOKです。
画面の案内に沿って進めていきましょう。
時間はかかりますね、2時間ほどかかったでしょうか?何も触らず電源コードを繋げて放置しておけば大丈夫です。
Windows 8.1のデスクトップ画面が登場しました。
Windows Updateを行い、150個以上の更新プログラム(パッチ)をインストールしてあげましょう。Windows 8の場合には、Windows 8.1のアップデートがまず必要です。更新プログラムのインストールも、一気に151個をインストールせずに、小分けにしていくと失敗が少ないと思います。
ハードディスク交換で、無事にdynabook B35/Rは復活、もちろん動作も通常通り改善しています。ということで、磐田市からのパソコン修理のご依頼でした。この後も2台目、3台目と続きますが、まずは1台目を納品です!