以前にこちらの記事にも書いたGoogleドライブの手動バックアップですが、最後にちょとしたトラブルが発生しました。
ダウンロードしたtgz圧縮ファイルが、Windowsではなかなかスムーズに解凍できないのです・・・
バックアップ(エクスポート)段階で、tgz圧縮ファイルを50GBに指定しました。元のGoogleドライブの使用容量が20GB程なので。
1時間ほどでGoogle側のエクスポート準備も完了、ダウンロードまではスムーズに進みましたが、tgz圧縮ファイルの解凍に苦戦します。
一般的な圧縮・解凍ソフトのLhaplusやLhaForgeがtgz圧縮ファイルに対応しているとのことで、インストールして解凍してみましたが・・・エラーで不可。こちらも有名な7-ZIPは未対応のようで(もしかして解凍できる?)、試していません。
あまり時間もかけられないので、広く普及しているzip圧縮ファイルの50GB指定で再度やり直します。
ダウンロード後にLhaplusやLhaForgeと解凍してみますが、ともになぜか再度エラーが発生して解凍できない状態です。7-ZIPなら解凍できたので、これにて解決となりました。7-ZIPがやはり強いのでしょうか?文字化け等も問題なし。
以前の定期保守・ヘルプデスク先の企業でも、数少ないフリーソフトで認可されていたのが7-ZIPでしたので、機能的には優秀なのでしょう。今回の件でも優秀でした。
Googleドライブのデータは、Windowsエクスプローラで同期している場合には、コピー&ペーストでもバックアップ可能ですが、Google形式(ドキュメントやスプレッドシート等)のファイルがリンク先となって保存されてしまいます。
マイクロソフト形式(ワードやエクセル等)に自動変換されるエクスポート機能でバックアップを取ることをお勧めします(多少のレイアウト崩れは目をつぶりましょう)。ただのリンク先ではバックアップとしては不十分ですからね。
試しに、zip圧縮ファイルの2GB指定で行ってみると、9つのフォルダに分割されています。Lhaplusで解凍すると文字化けが発生、LhaForgeは解凍エラー、7-ZIPはすべてOKという結果。フォルダが複数分かれるので、容量が何百GBと多くなると大変かもしれません。
GoogleやMicrosoftのデータ管理がいかに堅牢とはいえ、何が起こるかはわかりませんので、1年に1回でもこうして手動バックアップを取っておくと安心です。
今回はGoogleドライブだけでしたが、Gmailやカレンダー、連絡先、ChromeなどあらゆるGoogleサービスのバックアップが可能ですので、お好みで選択すると良いかと思います。
~こんな記事も書いています~
Chromeの手動バックアップも今回の方法で可能です。
データ保管にNASもまだまだ利用されますが、しっかりとバックアップ構築が必須となります。
BUFFALO LS210D0201(NAS)を浜松市へ納品&現地セットアップしてきました
NASも含めて、ハードディスクは故障する前提で事前に対策することが大事かと感じます。