静岡県浜松市のお客様からパソコン購入のご依頼があり、設定を進めているときのこと。
パソコンは下記のHP製14s-fqシリーズで、AMD Ryzen3/256GB SSD/メモリ8GB/14.0型/Win11/フルHD IPS液晶搭載モデルといったスペック。価格もお手頃で、非常にコストパフォーマンスに優れたモデルです。
そんな14s-fqですが、リカバリメディアを作成する際に、以前はあったHPリカバリメディア作成ツールが見当たらない状況。
リカバリメディアに関しては、対応がメーカーによって様々になっており、HPの場合は今はどうなっているんだろう?と思って調べてみたところ、「HP Cloud Recoveryツール」を使用する必要があります。
HP Cloud Recoveryツールを使用すると、リカバリソフトウェアをUSBドライブにダウンロードすることができます。このツールでは現在、2016年以降に製造された個人向けPCがサポートされています。それ以前のモデルのコンピューターは随時追加されます。
14s-fqは専用アプリ(HP Cloud Recoveryツール)をインストールして作成する必要があり、「最初からインストールしてくれてると分かりやすいのに・・・」とも思いますが、Web上からインストールを進めます。
あとは画面の指示に従ってリカバリメディアを作成していきましょう。
今回はUSBメモリ32GBを使用して、無事に作成完了です。
リカバリメディアではなく、Windowsの回復ドライブで済むときもあったりと非常にややこしいのですが、パソコンメーカー製のリカバリメディアを作成しておけば大丈夫でしょう。
Twitter上でも下記のようなツイートがありました。
昨日まで頑張ってたポンコツを工場出荷状態に戻します(ポンコツゆーて、まだ買って8か月なんだが)。
— 冴えない田中^^🐷🐹🎧 (@toshigu104) June 25, 2021
hp Cloud Recovery Toolsをダウンロード、インスコ、起動して自動でPC認識してリカバリイメージのダウンロードとUSBメモリへの展開をしてくれます。あとはUSBブートしてウィザードに従って作業。 pic.twitter.com/M2vmb1MZSq
パソコンの調子が悪くなったときに初めて登場するリカバリメディアですので、それまでは無くさないように大切に保管しておきましょう!
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回復ドライブ作成時に謎のエラーが出てきたこともありますが、最近はなくなってきた感があります。
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Type-C型のUSBメモリを1つ持っておくと、パソコンやスマホ等で何かと重宝しますね。