以前にこちらの記事でも書いていますが、マイクロソフトオフィス(以下MSオフィス)2021からプロダクトキーの表示がなくなり、仕様が変更となっています。
以前の場合には、MSオフィスのディスクを作成して、オフラインでそのディスクからインストール&プロダクトキー入力が可能でしたが、2021からはプロダクトキーが不明のため不可のようですが、ちょっと改めて調べてみました。
MSオフィス2021のディスク作成は可能で、下記の「オフラインインストーラー」より作成できます。マイクロソフトアカウントにログイン後、MSオフィス2021のインストール時に選択可能です。このときに、32ビットまたは64ビットの選択もできますね。
ところが、やはりプロダクトキーが確認できないため、MSオフィス2021のインストール自体はできても、プロダクトキーを入力する認証画面が通らないため、恐らく期間限定の体験版のような扱いになると思われます(未確認ですが)。
逆にいうと、せっかくディスク作成をしたとしても使い道がなく、機能の調査やテスト導入のための使用用途になるということでしょうか。
下記にもわかりやすい詳細が載っていました。
※2021年10月12日追記
2019、並びに2021の紐づけタイプは、オフラインでインストールはできません。
厳密には、インストールはできるのですがライセンス認証が不可能です。
理由は、2021年9月25日の仕様変更により、マイアカウントページに組み込み用のプロダクトキーが表示されなくなったためです。
2019以降の紐づけタイプについては、オンライン環境が必須です。
マイクロソフトサポートに一度問い合わせてみたい気もしますが、プロダクトキーはおそらく確認できないため、おとなしくマイクロソフトアカウントにログイン後、インストール作業を進める他はなさそうです。
こうした仕様変更は、きっと不正コピーが蔓延しているための対策と思われ、不正コピーを行っている業者は今後どう対処するのかが見ものです(それもおかしな話ですが)。
仕様はもう仕方がないので、この流れで進めていくしかJありませんね。
~こんな記事も書いています~
この当時はディスク作成も意味があったのですが、今後は作成しても使い道がなさそう・・・
最近はライセンス認証のトラブルはすっかり減った感があります。
パソコントラブル【583】オフィス2007のライセンス認証エラー(701098)
Office 365(現Microsoft 365)は個人的にも使用していますが、Google Workspaceと並んで非常に重宝しています。