Windows 7やWindows 8からのWindows 10アップグレードは、告知上はかなり前に終了していましたが、実はつい最近まで無料でアップグレードできていました。
ところが、マイクロソフト側の仕様変更があったのか、つい最近Windows 10へアップグレードしようとしたところ、下記のエラーが出てアップグレードできない状況に変わっていました・・・
Windows 10を新規にクリーンインストールして、インターネット接続してライセンス認証を試したところ、「Windowsのライセンス認証を行うことができません」と出て、「0x803fa067」エラーが表示されています。
Windows 10の「設定」のライセンス認証画面を開いても、同様のエラーが出ています。
以前までは問題なくWindows 10アップグレードが可能でしたが、突然このようなエラーが出るというのは、マイクロソフトの仕様変更が疑わしいので調べてみたところ、まさに下記が該当しそうです。
「Windows 7」および「Windows 8」「Windows 8.1」から「Windows 10」への無償アップグレードは、公式には2016年に終了していた。しかし、アクティベーションサーバー側での再設定が実施されていなかったため、Windows 7/8/8.1が稼働するPCのユーザーは、無償でWindows 10へアップグレードできていた。
Microsoftは9月20日(米国太平洋夏時間、以下同)、Windows 7/8の無償アップグレードパスを削除した旨を告知した。本件は、無償アップグレード手続きを行わなかったWindows 7/8のライセンス(プロダクトキー)でWindows 10/11をインストールできることへの措置を行うという意味だと思われるが、今後どのようなことが起こるのだろうか?
こうなると、今後の無料Windows 10アップグレードは状況が厳しく、古いパソコンはいよいよ使い物にならなくなる可能性が高くなります。
Windows 11の動作要件はかなり厳しく、古いパソコンはほぼWindows 11へのアップグレードは不可、パソコンを新規購入するしか方法がなくなってきます。
マイクロソフトの戦略の1つかと予想しますが、古いパソコン(Windows)はセキュリティ面でも厳しいので、ここはシンプルにパソコンを再購入する方が良いでしょう。
影響を受けるのが中古パソコンで、Windows 10のライセンス認証をしていないパソコンは、おそらく今後はライセンス認証が通らないので、もう使い道がなくなる可能性もあります。うーん、、、
とはいうものの、この状況から新たに対策を見つけてくる猛者もインターネット上にはいると思うので、その辺の情報も密かに楽しみにしていたりします。
~こんな記事も書いています~
2台ともMicrosoft 365アカウントにてサインイン済みで、オフィス2010以降ならOKだったはずなので、今回の2019や2021ならエクセル共同編集可能なはずですが・・・
「Intel(R) Platform Trust Technology」が無効化されているので、ここを有効化に変更すればTPM 2.0が有効化されることになります。
基本的には、ハードディスクからSSDへの交換・換装ぐらいでは、マイクロソフト側で同一のパソコンと認識されるようで、MSオフィスのライセンス認証はすんなり通るはず。