【磐田,浜松,袋井】パソコンサポートと出張修理 はてな版

読んで役に立つような日々のIT関連のサポート情報をまとめていきます。パソコン&スマホ販売、修理&故障&トラブル対応、定期保守、クラウド(Microsoft 365、Google Workspace)、モバイル、ネットワーク構築、テレワーク、WEB会議(Zoom)など、お気軽にモストまでご相談ください。

Windows 10の1809にバージョンアップしたら、インターネット接続ができなくなった

我が家のパソコンは複数台ありますが、そのうちの1台が朝つけてみると不調になっていました。インターネット不可、画面の明るさ変更不可、挙動も怪しく、前日のWindows Updateでの更新が怪しそうです。

 

その更新は1803から1809へのバージョンアップでしたが、この1809は昨年のドタバタ劇もあったことですし、まだ不安定なのでしょうか・・・Windows 10 Homeなので、基本的には更新プログラムの選別はできませんし、更新が来たらインストールせざるを得ないのは辛いところ。

 

システムの復元で数日前に戻そうとしたところ、「0x81000202」エラーで復元ができません。もしかしたら復元ポイント自体がないのかもしれませんが。

f:id:pc-most:20190111075721j:image

 

ネットワークアダプタが真っ白になっていて消えています。有線LANと無線LANはあるはずなのですが、こんな症状は初めて。
f:id:pc-most:20190111075644j:image

 

Windowsの不具合は確実なので、システムの復元が不可なら、「前のバージョンのWindows 10に戻す」で1809→1803にバージョンを下げて戻してみます。1803のときは通常通りに使えていました。
f:id:pc-most:20190111075656j:image

 

バージョンを戻す理由を聞かれます。マイクロソフトにこの情報が送信されて、バグ改善や今後の更新に使われるのでしょう。
f:id:pc-most:20190111075652j:image

 

アップデート(更新プログラム)があるか聞かれますが、チェックしようにもインターネット接続ができないので、チェックできません。インターネット経由でマイクロソフトのサーバに接続するわけですからね。
f:id:pc-most:20190111075700j:image

 

「次へ」をクリック。
f:id:pc-most:20190111075725j:image

 

どんどん進みましょう。
f:id:pc-most:20190111075717j:image

 

ようやく1803にバージョンダウンができます。
f:id:pc-most:20190111075714j:image

 

時間にして10分ほどでしたでしょうか?少し待ちましょう。
f:id:pc-most:20190111075704j:image

 

ぱっと見は同じデスクトップ画面ですが、1803に戻っています。
f:id:pc-most:20190111075707j:image

 

設定画面から確認が可能です。
f:id:pc-most:20190111075648j:image

 

インターネットももちろんOK。
f:id:pc-most:20190111075710j:image

 

ひと通り触ってみましたが、特に不具合もなく動作しています。今後のことも考えて、復元ポイントを作成しておきました。いざというときに、この調子の良い状態にシステムの復元で戻したいときに使うことができます。

 

パソコン自体が性能が低いこともあり多少もたつきますが、また暇を見てハードディスクからSSDに換装してサクサク動作するようにメンテンナスする予定です。SSDもかなり価格がこなれてきましたからね~。価格の割に効果は抜群なので、費用対効果は最高です( ・∇・)

来年もこれでOK!?年末恒例のパソコン内のエアーブロー掃除です

12月に入って、ここ磐田市も今日は急に寒くなってきました。天気はいいので気持ちいいのですが、風が冷たい・・・「遠州の空っ風(からっかぜ)」というヤツですね。

 

年末になると大掃除の時期ですが、仕事道具のパソコンも内部を開けてエアーブローでホコリの掃除を毎年行っています。以前のブログ記事はこちら。

most.hamazo.tv

 

パソコンは何台かありますが、メインで使っているのがASUS CP3130というデスクトップ型で、もう5年近く経つのかな?もともとはWindows 7 Homeで購入しましたが、Windows 10 Proにバージョンアップして、今でも動作しています。

 

外観はこんな感じ。娘に貼らされた(貼っていただいた?)キティちゃんのシールが目立ちます(笑)

f:id:pc-most:20181209142717p:image

 

カバーを外すと、ホコリが目立ちますね。ここはまだいい方かな?
f:id:pc-most:20181209142728j:image

 

パソコン内部はこんな感じです。コンパクト型のパソコンなので、大きくはありません。うちの狭い仕事部屋にはうってつけのパソコンです。
f:id:pc-most:20181209142723j:image

 

CPUクーラーのホコリはやはり溜まってますね・・・ここの掃除は大切です。この下にパソコンの頭脳のCPUがあり高温に発熱するので、このCPUクーラーで冷やす必要があるのです。ホコリが溜まっていると、その冷却機能が落ちます。

f:id:pc-most:20181209142735j:image

 

こちらはエアーブロー後の状態です。5分ほどの掃除でホコリもきれいになくなりました。綿棒も一緒に使っています。
f:id:pc-most:20181209142738j:image

 

少しぐらいの汚れはまあいいでしょう。ホコリが故障の原因になるので、ホコリはしっかり取り除きました。
f:id:pc-most:20181209142731j:image

 

エアーブロー掃除もやり過ぎるとマザーボードを故障させてしまうので、ほどほどにしておくのが良いと思います。静電気の関係で、故障したことが一度ありました・・・

 

最近は不調なときも出てきて、来年あたりにはパソコンの交換になりそうですが、いつまで元気に頑張ってくれるのでしょうか?大事なデータはクラウド(G Suite&Office 365)に置いてますし、他のパソコンも何台かあるので、いつ故障しても業務が止まることはほぼないはず。

 

あとは我が家の大掃除ですね。師走でバタバタしてくるので、早めに大掃除をしておきたいと思います( ・∇・)

動作が極端に遅い&フリーズ多発!東芝dynabook Satellite B35/Rのハードディスク故障です

先日、磐田市のお客様よりパソコン修理のご依頼がありました。はじめてのご依頼ありがとうございます!パソコン修理の内容は、動作が極端に遅い&フリーズが多発するとのことで、購入して3年経っていないパソコンですが、ハード・ソフトの両方の原因が考えられます。

 

パソコンの型番は、東芝製ノート型のdynabook Satellite B35/R(PB35READ4R7JD71)でWindows 8.1Pro x64です。Windows 8.1なので、まだ公式サポートも残っていますし、修理して使用するのが良いでしょう。

ビジネスノートPC dynabook Satellite B35 トップ/ラインアップ

 

電源ボタンを押してすぐにF2キーを叩きBIOS画面を出します。その中にDiagnostics(機器診断)ツールがありますので、まずはハードのチェックからしていきましょう。(といってもハードディスクとメモリの診断のみ)

 

パソコンの動作が極端に遅い&フリーズが多発するときに多いのが、ハードディスク故障です。今回はこのハードディスク故障が原因でした。

f:id:pc-most:20181112152214j:image

 

メモリの機器診断もしましたが、こちらは問題なし。ハードディスクもいちばん壊れやすい機器ですからね、仕方がない面はあります。
f:id:pc-most:20181112152206j:image

 

パソコンの裏カバーを分解してハードディスクを取り出していきます。
f:id:pc-most:20181112152141j:image

 

このdynabook B35/Rは止めているビスが20本以上もあり、ビスの種類も3種類あるという、「素人は開けちゃダメよ!」という徹底ぶり。基本的には東芝サポートに依頼してください!ということですね・・・
f:id:pc-most:20181112152135j:image

 

こちらが元のハードディスク。同じ東芝製の500GBでした。東芝製のパソコンだから、当然東芝製のハードディスクを使っているわけですね。これでWestern DigitalSeagateのハードディスクが使われていることはあるのかな?
f:id:pc-most:20181112152138j:image

 

ハードディスクを接続しているのが、この平べったいフレキシブル(フレキ)ケーブル。誤ってポキッ!といかないように注意が必要です。
f:id:pc-most:20181112152144j:image

 

新しいハードディスクも同じ東芝製の500GBに合わせました。型番まで同じMQ01ABF050です。
f:id:pc-most:20181112152203j:image

 

ハードディスクを新しく交換してからは、Windows 8.1リカバリ(再インストール)を進めていきます。パソコン購入時にリカバリディスクが付属していたので、このリカバリディスクを使えばOKです。
f:id:pc-most:20181112152217j:image

 

画面の案内に沿って進めていきましょう。
f:id:pc-most:20181112152159j:image

 

時間はかかりますね、2時間ほどかかったでしょうか?何も触らず電源コードを繋げて放置しておけば大丈夫です。
f:id:pc-most:20181112152152j:image

 

Windows 8.1のデスクトップ画面が登場しました。
f:id:pc-most:20181112152148j:image

 

Windows Updateを行い、150個以上の更新プログラム(パッチ)をインストールしてあげましょう。Windows 8の場合には、Windows 8.1のアップデートがまず必要です。更新プログラムのインストールも、一気に151個をインストールせずに、小分けにしていくと失敗が少ないと思います。
f:id:pc-most:20181112152210j:image

 

ハードディスク交換で、無事にdynabook B35/Rは復活、もちろん動作も通常通り改善しています。ということで、磐田市からのパソコン修理のご依頼でした。この後も2台目、3台目と続きますが、まずは1台目を納品です!

Windows破損のため再インストール!磐田市からDell Inspiron 660sのパソコン修理のご依頼です

先日、磐田市のお客様よりパソコン修理のご依頼がありました。初めてのご依頼ありがとうございます!

 

パソコン修理の内容は、Windows Updateができなくなったり、セキュリティソフト(カスペルスキー)が起動しないなど、Windowsシステムの状態がおかしい状況。早速パソコンをお預かりしてチェックしてみます。

 

パソコンはDELLのデスクトップ型のこちら。Windows 8.1 x64、Core i5-3330S、8GBRAMといったスペックで、少し古いですがDiagチェックでも問題ないので、まだ使えそうですね。

Dell Inspiron 660s デスクトップの詳細 | Dell 日本

 

Windows修復用にコマンドプロンプトを起動しようとすると、0xc0000142エラーで起動できません。コマンドプロンプトの元の場所を実行してみても結果は同じです。

f:id:pc-most:20181030144117j:image

 

Windows Updateを実行しても、毎回失敗して下記のように変更を元に戻してしまいます。
f:id:pc-most:20181030144058j:image

 

セーフモードは実行可能ですが、コマンドプロンプトはやっぱり不可でした・・・
f:id:pc-most:20181030144113j:image

 

スタートアップ修復からのセーフモードは実行可能で、こちらのコマンドプロンプトは起動しますが、sfcchkdskもすべて効果なし。
f:id:pc-most:20181030144106j:image

 

ウイルス感染のチェックのために、トレンドマイクロのオンラインスキャンツールを実行しようとしますが、こちらも0xc0000142エラーでブロックされます。

無料で簡単ウイルスチェック |トレンドマイクロ オンラインスキャン - トレンドマイクロ


f:id:pc-most:20181030144033j:image


f:id:pc-most:20181030144054j:image

 

ウイルス感染やWindows破損の可能性が高いので、修復するよりはデータ救出後にWindows再インストールが良さそうです。数年使っており、Windowsも肥大化や環境が汚れていることが予想されますので、一度きれいに再インストールしてあげましょう。Windowsはなんとか起動しますので、Windows上から再インストールを進めます。

f:id:pc-most:20181030144249j:image

 

ここからは特に難しい作業はありません。基本的に、画面の案内に沿って進めればOKです。
f:id:pc-most:20181030144229j:image

 

ここから初期セットアップを進めます。Windows 8を再インストールしますが、プロダクトキーの入力は求められませんでした。ディスクからインストールするとプロダクトキーの回避ができなかったりします。プロダクトキーのシールがないため(マザーボード埋め込み型)、こういったときに難儀しますね・・・
f:id:pc-most:20181030144225j:image

 

無事にWindows 8の再インストールが完了です。デスクトップ画面が登場しました。Windows 8はあまり見ないので、ちょっと新鮮です。
f:id:pc-most:20181030144246j:image

 

Windows 8からWindows 8.1へのアップデートは、Windowsストアから行います。過去のSP(サービスパック)のように、Windows Update経由でアップデートされるわけではなく、Windowsストア経由で実行が必要です。ここは忘れがちなポイントですね。
f:id:pc-most:20181030144256j:image

 

マイクロソフトオフィス(オフィス365)もインストール&ライセンス認証を行います。スカイプやアクセス付きですね。
f:id:pc-most:20181030144239j:image

 

カスペルスキーもしっかりインストール&ライセンス認証を行っておきます。今回はしっかり起動&動作はOKです。
f:id:pc-most:20181030144232j:image

 

f:id:pc-most:20181030144218j:image

 

メールソフトはWindows Live メールを使用しているのでインストールします。現在は入手不可で、Windows 10の現在のバージョンではインストールは難しいですが、Windows 8.1ならインストールは可能でした。本来ならセキュリティ的には他のメールソフト(ThunderbirdOutlookなど)の使用が好ましいですが、過去のメールの取扱や使い慣れたソフトのこともありますからね。
f:id:pc-most:20181030144243j:image

 

納品前に、システムの復元から復元ポイントを作成して終了です。
f:id:pc-most:20181030144222j:image

 

ということで、磐田市からのパソコン修理のご依頼でした。このあと現地への納品とセットアップがありますが、どうぞよろしくお願いします( ・∇・)

Canon LBP6600のIPアドレスが停電で変わってしまい印刷不可に・・・

ここ静岡県磐田市は県の西部にある地域で、Yahoo!ニュースにもなってましたが、先日の台風で何日間もの停電を引き起こしたことでも話題になっていました。

 

停電や復電のあとにはパソコン関連のトラブルが出やすいのですが、その中の1つに磐田市の定期保守先の会社のプリンタ(Canon LBP6600)が印刷できなくなった、というトラブルがありました。

キヤノン:Satera レーザービームプリンター | LBP6600 概要

 

他の会社ではメインで動作しているコアスイッチのボード故障があったり、この会社ではインターネットが接続できなくなるトラブルやファイルサーバ(NAS)の日付が2000.1.1になるトラブルが発生。ネットワークやNASは復旧しましたが、Canon LBP6600は使えないまま・・・

 

さっそく出張サポートに行って状況チェックを行いました。結果的には、停電によりCanon LBP6600のIPアドレスが変わっており、それで接続ができないという原因でした。IPアドレスは固定ではなかったわけです。

 

こちらのIPアドレス(末尾が14)は停電後のもの、停電前は末尾が21でした。固定IPアドレスにしておく方が良さそうですね。プリンタの画面上から確認できます。

f:id:pc-most:20181011184601p:image

 

ドライバはすでにインストール済みなので、新しくポートを作成してあげます。そのポートを使って接続はOK、印刷やスキャナが無事にできるようになります。
f:id:pc-most:20181011184549p:image

 

元のIPアドレスを控えていたので、新しいIPアドレスを見たときに「あれっ?」と気がつき、そこで原因が分かり対応することができました。

 

このCanon LBP6600は1台のパソコン(3次元CAD)でのみ使っており、他に接続されている複合機があるので、大きな影響はありませんでしたが、使えないと困るのも事実。無事に出張サポートが終了して良かったです!