静岡県袋井市のデータ復旧を行ったお客様から、スマホのデータ管理の方法がわからない・・・と、ご相談がありました。
そのときはAndroidスマホ内にSDカードを挿入して使用していたものの、ある日突然SDカードが認識しなくなり、データが消失してしまったというトラブルでした。
データ管理に関しては、データ容量・ITスキル・費用・手間などによって状況が様々で一概にはこれ!と言えないのですが、個人的には費用をかけてでもクラウドをメイン&手元(ローカル)でバックアップが現在では一番かなと思っています。
下記の場合には、計4人で合計8TBの大容量ファイルサーバが構築され、まず埋まることはないだろう容量を確保しています。
クラウドの費用も月1,000円もあれば事足りるかと思いますが、その費用をためらうのもよくわかります。
そういう場合には、クラウドを使わずに手元で管理する複数機器のバックアップになるでしょう。
データ容量に応じて、データが多ければ外付けHDD、少なければUSBメモリやSDカードを準備して、機器は壊れるという前提で2つもしくは3つ複製してバックアップを取っていくわけです。
以前はこの方法でも問題なしとなっていましたが、その流れが変わったのが2011年3月11日の東日本大震災で、家屋や社屋ごと津波で流されてしまっては、手元の複数バックアップも意味がありません・・・
そこを転機に、業務データを中心にクラウドがより一層導入された感があります。
NASという方法もありますが、個人的には障害が起こるとデータ復旧が困難なので避けてる状況です(ファイルシステムが異なるので)。
機器は買い替えがききますが、データは消失したら2度と戻ってきません。
大切なのは機器ではなくデータなので(もちろん機器も大事ですが)、自戒を込めてしっかりとデータ管理をしておくようにしたいものです。
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オンライン上のファイルに設定しておき、パソコン側のSSD容量を減らさないようにしておけばいいでしょう。
個人的には、大量の写真の受け渡しをするなら、クラウドを使うかな?と思っています。
10年以上使っていて、データ消失の危険を感じたことはまだありませんが、念には念を入れておきます。