先日、磐田市のお客様からパソコン修理のご依頼がありました。夜間遅くのお電話をいただき、お急ぎのようでしたので、取り急ぎパソコン一式だけ先にお持ちいただきました。
パソコンは液晶一体型 富士通 ESPRIMO FH56/GD (FMVF56GDW)で、Windows 7の7年ほど経過したパソコン。電源が急に入らなくなったとのこと。
パソコン内部のデータ救出が必要とのことで、パソコンを分解してハードディスクを取り出してデータ救出を進めます。液晶一体型でもまだ分解が簡単な機種ですね。
ハードディスクが見えてきました。2TBのハードディスクを使用中です。
ハードディスクを取り出して、その後に外付けハードディスクケースに接続して他のパソコンでデータ救出していきます。データ自体はすべて無事で、ユーザーデータをすべて救出、メールデータやIEお気に入りももちろん救出OKです。
パソコン内部のホコリや汚れが目立ったので、エアーブロワーでホコリを吹き飛ばして、さらに綿棒でホコリを丁寧に取り除きます。ホコリでパソコンが起動しない、途中で落ちるということもあるので、しっかり取り除いておきましょう。
ハードディスクとメモリが不具合ありでしたので交換、今回はご予算の関係で中古ハードディスクと中古メモリに交換です。BIOSでもハードディスクとメモリの認識はOKです。
Windows 10をクリーンインストールしていきます。もともとはWindows 7でしたが、まもなくWindows 7の公式サポートも終了ですので、今後も使い続けるのならWindows 10の一択でしょう。起動メニューでDVDを選択します。
DVDディスクからのWindows 10をクリーンインストールしていきます。富士通製のパソコンで公式にドライバはすべて対応しているわけではありませんが、基本的な性能・ドライバはOKです。
Windows 7 Home Premium x64を使用していたので、今回も同じエディションでWindows 10 Homeを選びます。もちろんx64です。
セットアップを画面に沿って進めていきます。
バージョンは記事を書いた時点での最新だった1903を適用、問題なくセットアップ完了です。少し前の記事ですので、現時点の最新バージョン1909ではないのはご容赦を・・・
Windows Updateで初回は大量の更新プログラムが降りてきます。すべてインストールしましたが、いくつかのドライバは適用されず、富士通のサイトにもWindows 10用のドライバはもちろんないので、いくつかの機能は諦める必要があります。
とはいえ、基本的な使用はすべてOK、普段使いにはまったくといっていいほど問題ないはずです。これでパソコン修理は無事に完了しました。
ということで、今回は磐田市からのパソコン修理のご依頼でした。このパソコン以外にもデータ救出して欲しいメディア(SDカード)があるそうなので、次回またお持ちいただけるとのこと。今後とも、どうぞよろしくお願いします!