パソコン故障でいちばん多いのが、ハードディスクやSSDの故障です。
DELLやHPのように、機器診断ツールが標準装備されていると診断が容易なのですが、国内メーカーの家庭用モデルのパソコンだと、こうしたツールが用意されていないことも多いです。
そういった際には外部のツールを使用するのですが、ハードディスクメーカーが分かれば、そのメーカーに合わせてツールを用意しますが、東芝のハードディスクの場合にはツールが用意されていません(もしかして知らないだけかも?)。
東芝製の場合には仕方がないので、下記の「Ultimate Boot CD」内の「HDAT2」を使うようにしています。
https://www.hdat2.com/download.html
HDAT2はメーカーを問わずに使えることが多く、東芝製のハードディスク診断には重宝します。ちなみに、Ultimate Boot CDは1枚作っておくと、トラブル時に役立ちます。今でもダウンロードできるはず。
HDAT2の使い方は、下記サイトで非常にわかりやすく説明されているので、これ以上説明することがないほど。とても助かっています。
ハードディスクが怪しい挙動だったので診断してみたところ、下記のようにエラーが出てきて、この後も診断が途中で進まなくなり、エラーの数(blocks&sectors)がどんどん増えていきました。
ハードディスクやSSDは消耗品で故障が多いので、こうした故障やエラーが出た際には速やかに交換です。データのバックアップが取れればいですが、症状が重いとバックアップも不可になり、データ復旧対応になってしまいます。
Ultimate Boot CD内には数多くのソフトが収納されており、使うソフトはごく一部ですが、その名の通り「究極の起動ディスク」といっても過言ではないと思います。
パソコンに限らずスマホやタブレットでも、こうした機械は故障することを前提として普段からデータ管理しておくに尽きますね。
~こんな記事も書いています~
これは分かりやすいハードディスク故障の例です。
初期不良は避けられませんので、いかに早く見つけるかですね。
パソコントラブル【597】DELLのDiagnosticsでCPUファンの初期不良
ハードディスクが故障したら、今ならSSD交換が一般的です。