最近のノートパソコンはSSD搭載が多くなってきましたが、その容量は250GBや500GBなど少なめになっていることが多いです(下記のフリー画像は1TBですが)。
OneDriveでもGoogleドライブでも同じですが、例えばOneDriveの容量は1TB(1,000GB)使えますが、その受け皿であるSSDが250GBだった場合はどうなるのか?
普通に考えれば、容量オーバーで入りませんが、OneDriveの場合はファイルオンデマンド機能を使用すれば、データ本体はクラウド上に保管されており、使用するときだけダウンロードされてパソコン側に保存される、という仕組みになっています。
Googleドライブの場合も同様で、ドライブファイルストリームというアプリを使用すれば、OneDriveと仕組みは同じでデータ本体はクラウド上、使用するときだけダウンロードすることで容量を節約できるようになっています。
ネットワーク環境があることが前提ですが、もしネットワーク環境がない場合には、事前にパソコン側にダウンロードしておき、オフライン時にも使用できるようになっています。オフライン時によく使用するファイルは、このように事前対応しておいた方がいいでしょう。
ということは、「250GBのストレージでOneDriveの1TBのファイルを使うには?」の策としては、オンライン上のファイルに設定しておき、パソコン側のSSD容量を減らさないようにしておけばいいでしょう。
こうすることで、250GBの受け皿でも1TBのデータが入る、ということになります。おそらくこの仕組は、OneDriveやGoogleドライブだけではなく、他のクラウドシステムでも導入されている気がします。非常に便利ですからね。
データが同期はされていますが、データ本体をクラウド上をベースに考えて運用する、ということでもあります。自分で一生懸命データ管理&バックアップするよりも、MicrosoftやGoogleに任せたほうが安心でしょうから。
こちらのリンク先でも同様のことを書いていますが、僕も経験がありますが、情シスの場合には自分が把握していても、その内容を皆さんに伝えなければいけないので、かなり大変だったりします。僕もOneDriveのファイルオンデマンドについて、どれだけ説明したことか・・・
ということで、250GB程度の小容量SSDの際にも大容量ファイルは扱えますので、せっかく使えるストレージ容量は上手に活用しましょう!
~こんな記事も書いています~
SSDに関しては、ハードディスクよりも故障や不具合が見えにくいと感じます。プチフリや診断ソフトでエラー検知されない等ですね。
3年ほど前にリリースされていたんですね~。今では、無くてはならないアプリの1つとなっています。
個人的に使っているオンラインストレージでは、OneDriveでの1TBが容量が大きくて便利ですね。