静岡県磐田市のお客様より4台のパソコン購入のご依頼があり、先日セットアップを終えました。以前にも購入いただいており、リピート依頼となります。
パソコンはNEC Mate タイプML PC-MRT29LZGACZY、Windows 10 Pro 64bit、Core i5 10400、RAM8GB、SSD256GB、DVDマルチ、有線LAN&Wi-Fi無し、HDMI&DP、Windows 11アップグレードOK、法人モデルといった感じです。
複数台のデスクトップパソコンの場合は、4台のモニター&キーボード&マウスを揃えてセットアップするのは、場所も取りますし電源の確保も大変ですし、現実的ではありません。
上記のように4台並べて、以前からあるWindows標準機能のリモートデスクトップを使うと便利です。
Windows、Android、iOS デバイスでリモート デスクトップを使用して、遠くからWindows 10 PC に接続することができます。 リモート接続を許可するように PC を設定し、セットアップした PC に接続する方法を次に示します。
上記の写真は、1台にモニター&キーボード&マウスを接続していますが、リモートデスクトップ環境を構築してしまえば取り除くことができ、パソコンに電源ケーブルのみを接続した状態でスッキリします。
リモートデスクトップにはLAN(ネットワーク)を使いますので、今回は4台ともWi-Fi接続しています。外出先(WAN)からもリモートデスクトップ接続は可能ですが、ネットワークの設定変更も必要で、セキュリティ面から見て個人的にはあまりおすすめできないかな?
設定自体は、下記のとおり行えばOKです。ただ、WindowsのエディションがHomeは不可でProが必須なので注意が必要です。
Windows 10に搭載されているリモートデスクトップを使って、外出先から自宅のパソコンに接続してみましょう。外出先からの接続の場合、自宅に設置されているルーターの設定がとても大切です。通常はセキュリティを確保するために、外部からの通信のほとんどが遮断されるようになっているため、リモートデスクトップの通信を許可させる必要があります。
リモートデスクトップは1つしか起動できないので、4台をその都度切り替えて接続する必要はありますが、4つのモニター&キーボード&マウスを接続することを考えれば負担は少ないでしょう。
一般の方はあまり使う機会は少ないかと思いますが、LAN内ではWindows標準のリモートデスクトップはなかなか便利に使えますね。
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