静岡県周智郡森町のお客様からパソコン修理のご依頼があり、セキュリティの脆弱性を突かれてネットショップ(アスクル)で不正利用されたり、OCNメールが突然送信できない状況になったりしているとのこと。
どういった経路でトラブルに巻き込まれたのかは不明ですが、最近はこうしたトラブル(ハッキング、遠隔操作、詐欺など)が増えている印象があります。
OCNメールが突然送信できない状況も、おそらく今回のトラブルと関連があると思いますが、調べてみると下記が該当しそうです。
【2】迷惑メールの送信とウイルス感染有無の確認
迷惑メール送信が疑われる通信を確認したため、OCN側でメール送信を停止する処置を実施いたしました。お心あたりのあるお客さまは、直ちにおやめください。
お心あたりがない場合、お客さまのメールアドレスが不正に利用されている可能性があります。
メール情報を攻撃者に盗まれて、迷惑メールの一斉送信に使われた疑いがあるとのことで、OCN側で検知してメール送信を強制停止しているのでしょう。
各プロバイダやサービスで対応は異なりますが、OCNの場合には上記の案内に沿って、【3】メールパスワードの変更と【4】入力項目の事前準備を行います。
ちなみに、上記写真はOCNのWebメールにて表示されるエラー「M070-41006」で、通常使用しているOutlookでは出てきません。
OCNより送信されたメールの「メール送信停止の処置実施について」は、なぜか見当たりませんでした。
制限解除までの日数は2~5日となっており、今回は3日ほどで無事に制限解除が行われ、新しいパスワードにてメール送受信が可能となりました。
セキュリティについては100%完璧はないのですが、最低限のセキュリティ対策をしておくことで、かなりの攻撃を防ぐことができるとは思います。
今回のエラー「M070-41006」と同様の事例を、参考のために貼っておきます。
セキュリティソフトの有料購入を渋る方もいるのですが、業務利用の場合では客先への信頼も失墜する可能性も高く、個人的には必須だと思います。
何かあってからでは遅いので、データ管理も同じですが事前にしっかりと対策をしておくようにしましょう。
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プロバイダメールを送受信に使っている方は、Gmailに集約して一括管理すると、いつでもどこでもどの機器でもメール送受信ができて、非常に便利になります。
メール環境としては、元々のメール受信元がOCNメールで、そこからGmailに自動転送を設定済み、iPhoneの標準メールアプリで受け取りという形です。
故人様のメールデータも貴重な思い出ですので、こうした古いガラケーのキャリアメールも移行・保存しておくといいでしょう。