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HP ProBook 430 G8のリカバリメディア作成時に「製品IDが一致しないか無効です」エラー

静岡県御前崎市のお客様よりパソコン購入のご依頼があり、いくつかの見積もり提示の後に下記のHP ProBook 430 G8ノート型の注文をいただきました。

 

jp.ext.hp.com

 

13.3型の持ち運びに優れたノートパソコンで、Core i5 1135G7、8GBメモリ、256GB SSDWindows 11といった性能で、キビキビと快適に動作します。

 

いつものようにHP Cloud Recovery Toolでリカバリメディア作成をしていたのですが、下記のエラーが出て作成ができない状況になりました。

 

 

 

製品ID(プロダクトID)を入力しても、上記のように「製品IDが一致しないか無効です」エラーが出てしまい、先に進めることができません。

 

調べてみると、HPのリカバリメディア作成はWEB上(クラウド)から進めるのは同じですが、どうやら個人用と法人用ではツールが違うようです。

 

support.hp.com

 

HP クラウド リカバリ クライアントを使用すると、リカバリ ソフトウェアを USB ドライブにダウンロードできます。リカバリ ソフトウェアは、Windows 11 Professional (64ビット)、Windows 11 IoT Enterprise、Windows 10 Professional (64ビット)、Windows 10 IoT Enterprise (2016 LTSB、2019 LTSC) を搭載している HP 製コンピューターで動作します。

 

下記より「クラウド回復クライアント」をダウンロード&インストールする必要があります。名称も変わってしまっていますね・・・

 

support.hp.com

 

 

その後は個人用のHP Cloud Recovery Toolではなく、法人用の「クラウド回復クライアント(名称はHP Cloud Recovery)」でリカバリメディア作成を進めていきます。ややこしい・・・(T_T)

 

 

HP Cloud Recoveryでは製品IDではなくシリアル番号を入力、パソコンの型番に合わせてモデル名やオペレーティングシステム(OS)を選択します。

 

 

次の画面では、下記のように選択して進めました。

 

 

USBメモリを32GB以上のものを用意して差し込みます。ここからは通常のリカバリメディア作成と同じです。

 

 

無事に作成が開始されて特に問題なく完了しましたが、時間が3時間ほどと長かったですね・・・

 

 

まさかHPの個人用パソコンと法人用パソコンで、リカバリメディア作成ツールが違うとは知りませんでしたが、次回からは気をつけようと思った一例でした。

 

~こんな記事も書いています~

 

下記はHPの個人用パソコン向けの内容ということです。

pc-most.hatenablog.com

 

リカバリ自体は、SSD内にリカバリ領域があり、そこからリカバリを進めていきます。お客様ご自身で購入時にリカバリディスクを作成済みですので、なおさら安心です。

most.hamazo.tv

 

暗号化されたデータ復旧は非常に難易度が高く成功率も低いのですが、フォーマットしてしまったらさらに成功率は下がります。

www.data-most.com