先日こちらの記事にも少し書きましたが、DELLパソコンの脆弱性が見つかり、世界中の数億台(!)のパソコンが対象とのこと。
ランサムウェア(身代金ウイルス)で石油パイプラインが一時停止について
DELLのパソコンは扱いになれているということもあり納品することが多いのですが、浜松市の定期保守先の会社にて5台のパソコンがDELL製でしたので、早速対応してきました。
下記にあるユーティリティなどに含まれるドライバ「dbutil_2_3.sys」を削除すればいいのですが、DELL Updateでも「Dell Security Advisory Update - DSA-2021-088」が配信されているのでインストールすればOK。
C:\Users\<ユーザー名>\ AppData\Local\Temp
C:\Windows\Temp
DELL Updateを実行すると、下記のように「Dell Security Advisory Update - DSA-2021-088」が配信されています。5台のうち3台は配信、残り2台は配信されていませんでした。
インストールを実行していきます。
インストールが完了、特に難しいことはありません。
念のために、上記記載の2箇所のTempフォルダ内に「dbutil_2_3.sys」がないか確認したところ、現時点では存在していませんので大丈夫です。
いちばん簡単なのがDELL Update(Dell Security Advisory Update - DSA-2021-088)の実行、それが不可の際には2箇所のTempフォルダ内の「dbutil_2_3.sys」削除で対応して、できるだけ早めの脆弱性対応をしておきましょう。
こうした1つずつの積み重ねが、大きなトラブルを防ぐわけです。
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DELLパソコンは数多く取り扱っているため、扱いに慣れているということもあり、好きなメーカーの1つです。
Windows Updateも脆弱性対策のためには必須です。
パソコントラブル【725】「0x80070643」エラーでWindows Updateできない
Windows Updateも大型アップデート直後は、少し日数を置いてから更新する方が無難です。