我が家で使っている古いSOTEC製の液晶一体型パソコンがあるのですが、Windows 11をクリーンインストールしてまだ使っています。
元々はWindows Vista搭載(!)で、SOTECというメーカーも今はもう知らない方も多いはず・・・CPUはCore2Duoですが、SSDに変えて今もサブマシンとして活躍しています。メモリ3GBですが、まだ使えます(笑)
そんなSOTECパソコンですが、Windows Updateをかけると下記のようなエラーが出て更新に失敗してしまいます。
更新が失敗しました
Windows Security Platformの更新プログラム KB5007651
インストールエラー 0x80070643
突然のことなので何がなんだかわかりませんが、Windows Updateではよくあるケースでしょう。1つずつ対処してエラーを消していきます。
まず行ったのが、下記のコマンドです。Windows修復の際によく使います。
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
DISMコマンド自体は成功したものの、0x80070643エラーは消えず・・・次のコマンドを打ち込みます。こちらも修復用によく使うコマンドです。
sfc /scannow
sfcも効果がなく、「もしかして・・・」と思い、タスクマネージャーの「スタートアップ」を見てみると、「Windows Security notification icon」を無効にしていたので有効に変えます。
その後は・・・0x80070643エラーが消えて、問題なく最新の状態にすることができました。問題のKB5007651プログラムも無事にインストールされました。
セキュリティソフトはESETを使用しているので、Windows 11標準の無料のWindows Securityは無効にしていましたが(アイコンだけですが)、それがまずかったようですね。
ESETは個人的にも長い間使い続けているセキュリティソフトで、背後で非常に軽快に動作してWindowsの挙動を邪魔することもなく、安価に購入できてマルウェア検知率も高いので、周りにもおすすめすることが多いセキュリティソフトです。
Windows Securityは使っていないので、KB5007651プログラムが必要かどうかは定かではありませんが、エラーが出ていると気持ち的によろしくないので無事に解決できて良かったです!
~こんな記事も書いています~
Windows 11の動作要件対象外のパソコンは、下記の方法で自己責任でインストールは可能です。
こちらの記事でも、Windows Update絡みの同じエラーコードが出ていましたね。
パソコントラブル【725】「0x80070643」エラーでWindows Updateできない
Windows Updateに失敗すると、このようにブルースクリーンエラーが出てしまうので気をつけましょう。