静岡県浜松市のお客様よりパソコン購入のご依頼があり、その中の設定項目の1つにWindows Live メールからのデータ移行がありました。
Windows Live メールはすでにサポート終了しており、マイクロソフトからのダウンロードも不可となっていますが、Windows 7あたりのパソコンを使っている方は、このソフトを使ってメールを利用している方も多いでしょう。
Windows Live メールは他メールソフト(OutlookやThunderbirdなど)への移行がなかなか厄介で、Thunderbirdはメーカーが違うのでまだわかりますが、同じマイクロソフト製のOutlookへのデータ移行がうまくいかないのは困りものです・・・
下記を参考にデータ移行を進めるのですが、今回はエラーが途中で出たので記事にしておきます。
Windows LiveメールからOutlookへのデータ移行について
「MailStore Home」を使って、Windows Live メールからメールデータをアーカイブするのですが、1時間以上かかってアーカイブした後に、最後に下記のエラーが出てしまいました。
EMLファイルおよびMSGファイル Windows Live Mail
プロセスはエラーで終了しました。
MailStore Homeは何回か使っておりエラーが出たことはなく、今回は客先での時間がかかった後のアーカイブ時のエラーなので、少し心配になります・・・
作業を進めていっても、やはりエラー表示は残っています。この状態で、うまくデータ移行ができるのかな?
メールデータをアーカイブした後に、Outlookへの移行ですのでpstファイルにエクスポートしてみると、どうやらこの時点では成功した様子。
プロセスは正常に終了しました。
書き出されたpstファイルも拡張子が付いており、特に問題はなさそうです。MailStore Homeを使うと、たまに拡張子が抜けているときがあるので、その際には手動で「.pst」の拡張子をつけてあげるとOutlookで使用できるファイルとなります。
その後にOutlookへインポートすると、特にエラーを出すこともなくインポート完了、すべてのファイルを確認できませんが、数万件のメールも移行されており、閲覧も問題なし、データ移行は完了しました。
おそらくですが、とあるいくつかのファイルが引っかかてエラーを吐き出した可能性があります。そのファイルを見つけるのは至難の技ですが、ログも一緒に吐き出しているはずなので、そこから調査も可能かもしれません。
こちらの動画も、同じくMailStore Homeを使っているデータ移行の方法を解説した動画なので、参考までに貼っておきます。
Windows Live メールを使っている方は、早めにOutlookやThunderbird等へのデータ移行を進めると良いかと思います!
~こんな記事も書いています~
メールの送受信が突然できなくなるトラブルもたまにあります。
Windows Live メールからのデータ移行先で候補に上がるのが、このThunderbirdもそうでしょう。
パソコントラブル【627】Windows Live メールからThunderbirdへの移行
Outlookのデータはpstという拡張子で、メールやアドレス帳が1つにまとまっています。