【磐田,浜松,袋井】パソコンサポートと出張修理 はてな版

読んで役に立つような日々のIT関連のサポート情報をまとめていきます。パソコン&スマホ販売、修理&故障&トラブル対応、定期保守、クラウド(Microsoft 365、Google Workspace)、モバイル、ネットワーク構築、テレワーク、WEB会議(Zoom)など、お気軽にモストまでご相談ください。

マイクロソフトオフィス2021のオフラインインストーラー(ディスク作成)について

以前にこちらの記事でも書いていますが、マイクロソフトオフィス(以下MSオフィス)2021からプロダクトキーの表示がなくなり、仕様が変更となっています。

 

pc-most.hatenablog.com

 

以前の場合には、MSオフィスのディスクを作成して、オフラインでそのディスクからインストール&プロダクトキー入力が可能でしたが、2021からはプロダクトキーが不明のため不可のようですが、ちょっと改めて調べてみました。

 

MSオフィス2021のディスク作成は可能で、下記の「オフラインインストーラー」より作成できます。マイクロソフトアカウントにログイン後、MSオフィス2021のインストール時に選択可能です。このときに、32ビットまたは64ビットの選択もできますね。

 

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ところが、やはりプロダクトキーが確認できないため、MSオフィス2021のインストール自体はできても、プロダクトキーを入力する認証画面が通らないため、恐らく期間限定の体験版のような扱いになると思われます(未確認ですが)。

 

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USB3.0&USB Type-CのUSBメモリ|スマホのデータバックアップにどうぞ

最近知ったUSBメモリで、下記のようなちょっと変わったタイプがあります。

 

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見ての通りの両サイドに接続端子が付いており、片側は通常のUSB3.0、反対側はUSB Type-Cとなっています。

 

お得なクーポンがもらえたのもあり、中国のネットショップで有名なaliexpressで購入しましたが、普通にAmazon等でも購入は可能です。近くの家電量販店で見てみたら、3,000円~4,000円となかなか高価でした。

 

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磐田市へパソコンサポート|PR-500KIのPPPランプ消灯でインターネット接続不可

静岡県磐田市のお客様から、Wi-Fi接続ができないとご連絡があり、パソコンサポートにお伺いしました。

 

Wi-Fiルータの調子が悪く、エレコム製のWi-Fiルータを新しく購入したそうですが、その後の設定がうまくいかずにインターネットに接続できないとのこと。

 

早速お伺いして、ご自宅のネットワーク状況をチェックしていきます。

 

ドコモ光&TNC(TOKAI)というインターネット環境で、NTT製GE-ONU( PR-500KI)を見てみるとPPPランプが消灯していることに気が付きました。ドコモ光は、ご家庭を中心に見かけることも増えてきました。

 

【ドコモ光】

 

実際の写真はこちら。


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web116.jp

 

以前のWi-Fiルータの状況が不明なので何とも言えませんが、おそらくTNCの接続ID&パスワードをWi-Fiルータ側に入れていたのでは?と予想されます。

 

この状況では、もちろんインターネットには接続できません。

 

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PR-500KIの初期IPアドレスは「192.168.1.1」ですので、ブラウザからアクセスしていきます。初めてのアクセスでしたので、パスワード設定を要求されて作成。

 

IDは「user」、パスワードは上記で作成したものを入力して管理画面にログインして、TNCの接続資料を見て入力、その後にインターネットが使用できるようになります。

 

PR-500KIのPPPランプが点灯することで確認も可能です。


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エレコム製のWi-Fiルータが、初期設定ではルータモードになっていたので、APモード(アクセスポイント)に変更して、単純なWi-Fi機器としていきます。

 

有線LANもWi-Fiもともに問題なく開通して、お客様のノートパソコンとスマホWi-Fi接続して、問題ないことを確認して終了となりました。

 

PR-500KI等のNTTルータの設定については、下記のようなYouTube動画を見ながら進めると分かりやすいかもしれません。

 

www.youtube.com

 

この辺りのネットワーク構成(LAN)は、いったん躓くと原因の特定も難しく、自分で調べても書いてあることが専門用語や横文字ばかりで難解、途方に暮れることも多いかと思います。

 

過去には、宅内のLAN環境は問題ないのですが、宅外の光ケーブルが断線していてインターネットに接続できないということもあり、原因特定はなかなか厄介だったりします。

 

今回はスムーズに終了できて良かったです。ということで、磐田市からのパソコンサポートのご依頼でした( ・∇・)

 

~こんな記事も書いています~

 

メーカーや機器によって、ルータモードまたはアクセスポイントモードのどちらになっているか様々です。

pc-most.hatenablog.com

 

NTT製ONUの同型番でのトラブル対応です。

パソコントラブル【691】PR-500KIがグレーアウトで設定できない

 

ご予算に余裕が少しあれば、メッシュWi-Fiがおすすめです。

pc-most.hatenablog.com

 

DELL OPTIPLEX 9020の「SMバスコントローラー」がインストールできない

静岡県湖西市からのパソコン修理のご依頼で、Windows 10が起動しない状況になっていたのですが、SSDへ交換してWindows 10のセットアップを進めているときのこと。

 

回復ドライブやリカバリメディアは未作成でしたので、Windows 10のクリーンインストールを進めていくのですが、ドライバは手動またはWindows Updateでインストールする必要があります。

 

その中で1つだけ残ってしまったのが「SMバスコントローラー」。これ以外のドライバはすべて問題なくインストールできて、デバイスマネージャー上も問題ありません。

 

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バイスマネージャー上で調べてみると、ハードウェアIDは「PCIVEN_8086&DEV_8C22&SUBSYS_05A41028&REV_04」となっています。

 

インターネット上で検索してもヒットするいい情報は見つからず、DELLのドライバ配布サイトを探しても見つからないという状況・・・

 

ちなみに、パソコンは下記のDell OptiPlex 9020のデスクトップ型です。

 

www.dell.com

 

こういうときには、DELLの自動検出ツールを利用するのがいいでしょう。SMバスコントローラーについては、下記に詳しい説明が載っています。

 

www.dell.com

 

SMバスコントローラはシステム管理コントローラであり、マザーボード上のチップセットです。マザーボードの電圧と温度の監視が主な目的です。

 

DELLの自動検出ツールを利用したところ、下記の4つがヒットしました。チップセット関連の2つが該当します。なるほど・・・


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BIOSバージョンもついでに最新版にアップデートしておき、下記のように無事にデバイスマネージャーがきれいな状態になりました。


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こうしたドライバを公開しているのは海外のメーカー(DELLやHP等)が多く、国内のメーカー(特に家庭用モデル)はドライバを公開していないため、ドライバ入手の際には途方に暮れてしまいます・・・法人用モデルはまだしも、家庭用モデルでもしっかりと公開して欲しいもの。

 

この辺は、なぜドライバ公開ができないのかな?と昔から疑問に思っていましたが、日本らしいといえばそれまでかも。残念ながら、この先もきっと改善されることは無いのでしょう。

 

ということで、SMバスコントローラーは!マークでも問題なさそうですが、1つだけ残っていると何だか気になりますからね~。これで気持ちよくスッキリしました。

 

~こんな記事も書いています~

 

特殊なパソコンでしたが、Windows 10のクリーンインストール&ドライバのインストールも無事に完了しました。

pc-most.hatenablog.com

 

ドライバの中でも、ビデオドライバはトラブルが多いドライバの1つ。

パソコントラブル【666】フリーズ発生でインテル製ビデオドライバを更新

 

今回はデータ復旧も対応しています(記事には書いていませんが)

www.data-most.com

 

TNCのメール送信できないトラブルで磐田市へパソコンサポート

先日、パソコン購入をしていただいた磐田市のお客様(会社)でのセットアップ時のこと。メール設定につまづきました。

 

メールはTNC(TOKAI)のプロバイダメールを使用、しっかりと設定をしても、なぜかメールが送信できない状況になってしまっています。

TOKAIネットワーククラブ(TNC)

 

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メール設定に関しての案内が新旧混ざっているようで、こちらは非SSLの設定内容です。

 

www.tnc.ne.jp

 

そして、こちらはSSL設定。基本的には、非SSLでもSSLでも、どちらでもメール設定が可能なはずですが、どちらも設定不可・・・

 

faq.tokai-grp.jp

 

仕方がないので、TNCサポートに電話して対応してもらいましたが、どうやらメール送信できない原因が、数年前にこのアカウントからスパムメールが一斉送信されており、そのためTNCサーバ側でメール送信できないようにしていたとのこと。

 

TNCからお客様へは、書面の郵送を送っていたようですが、数年前での出来事で、お客様に確認しても見覚えがないとのこと。どうやら、このTNCからの通知を見逃していたようです。あらら・・・

 

対応としては、パソコン内のセキュリティチェックを行い、その後にメールパスワードの変更、そしてTNCサポートへパスワード変更完了の連絡、翌日までにメールが使用可能になるという流れです。

 

TNCのメールパスワードの変更は、WEBメールにいったんログインして、そのWEBメール内の設定項目からパスワード変更が可能です。パスワードが不明だと、きっとTNCから再度パスワードの郵送が必要な気がします(電話口やFAXでは教えてくれないはず)。

webmail.tnc.ne.jp

 

TNCのメールパスワードの注意点として、8桁までという桁数が決まっている点です。最初これを知らずに、12文字のパスワードを設定して、その後にメール設定が不可でおかしいと思い、サポートに連絡して桁数制限に気が付きました。

 

12文字のパスワードが入力できてしまっているのが問題なので、8桁以上の入力が不可なシステムに変更しておいて欲しいところですが・・・

 

プロバイダメールは何かと使い勝手が悪く、個人的には独自ドメインを取得して、メールサーバでの運用が望ましいと思いますが、まだまだプロバイダメールを使用している方も多いとは思います。

 

ただ、ツイッターでもありますが、下記のような迷惑メールに埋もれるというパターンも多いのが現状です

 

 

今回のように、知らないうちにメールサーバ側で制限をかけているという盲点もありますので、こういうこともあるんだ・・・と頭の片隅に置いておこうと思った出来事でした。

 

すんなりパソコンのセットアップが進めると思っていましたが、こうしたところでつまづいて時間が大幅にオーバーするのはいつものこと。いい勉強になりました!

 

~こんな記事も書いています~

 

あまり行わない設定ですが、もちろん設定自体は可能です。

pc-most.hatenablog.com

 

メールソフトの中でもいちばん使われているだろうOutlookですが、その分トラブルも多い気がします。

パソコントラブル【680】Outlookメールの送受信が不安定

 

こちらもOutlook関連のサポート内容です。

www.data-most.com